【薪の香りが懐かしい】火を囲む晩秋のお手軽キャンプ【節約コース】
子供たちが小さいころに行ったきりで、しばらくキャンプからは遠ざかっていました。
今年はひさしぶりに行ってみようと夏前からテントや寝袋を天日干ししたり、道具を点検したりしていました。
ただ、この夏は天気にめぐまれず、予定が入ったりしてタイミングも会わず、とうとう11月になってしまいました。
11月になってすぐ晴天の日が続きキャンプ場も金曜の泊まりなら直前に予約がとれたので急遽家内とふたりでキャンプとなりました。
キャンプ場は千葉県の「昭和の森フォレストビレッジ」です。
フォレストビレッジのキャンプ場にはオートキャンプ場もあるのですが、今回はフリーサイトにしました。
木立の中に自由にテントを張れる昔ながらのキャンプが楽しめます。
今回は4時にチェックインをして9時にはチェックアウトをするコンパクトプランにしました。
オフシーズンなので1,500円と格安です。(2019年11月時点)
それではチェックインからみていきましょう。
4時チェックイン
管理棟に4時すこし前に着きチェックインをしました。
11月ですから4時半頃から薄暗くなってきますので急がなくてはいけません。
車は駐車場においてフリーサイトまでは台車で荷物を運びます。
荷物は最小限にしたのですがそれでもテント、寝袋、テントの中に敷くマット、椅子、薪、ガソリンコンロ、
ガソリンランタン、クーラーボックス、など3回に分けて運びました。
急いでテントの設営
荷物を全部運んだらすぐテントの設営に入ります。
テントはずいぶん昔に買ったモンベルのムーンライトテント7型です。
10分ほどでテントができあがりました。テントができたら中に荷物を入れて今度は焚火の準備です。
焚火の火をおこす
この時期のキャンプは焚火がないと夜は寒くて大変です。
この焚火の炎と薪の燃えるにおいが秋から冬のキャンプの魅力です。
直火は禁止ですので持参したsnow peakの焚火台を使います。
これは10年以上前に買ったものですが高級感があり持ち運びに便利で長持ちもしているお気に入りのひとつです。
薪は家で伐採した立木や不要になった材木をもってきましたが、少し足りないので管理棟で一束500円で買いました。
着火には10年前のままになっている着火剤と新聞紙を使いましたがなんとか火が付きました。
薪はそのままでは相当太いので持参した斧でときおり細く割って火にくべます。
焚火の火は随時あたらしい薪をくべたり薪の位置を動かして火が弱くならないように注意します。
手間がかかりますがこれが楽しみのひとつでもあります。
焚火を囲んで夜をすごす
あたりは完全に暗くなりました。食事のために手元が見えるようガソリンランタンをともします。
食事はスーパーで買った海苔巻きやお稲荷さんにハム、チーズなど調理をしなくていいものばかりです。
ただ、寒いのでコーヒーやラーメン、スープなど暖かいものがほしくなります。
お湯をわかそうとガソリンコンロのポンプを動かしたところ、ポンプがスカスカで空気が入っていきません。
空気圧がかからないとガソリンが霧状にならずコンロとして使えません。
10年の間にポンプのポンプカップがダメになっているようです。
点検不足でした。
仕方なく予備のガスバーナーを取り出します。これは私がサイクリングの際に使うためにやはり10年くらい前に買ったものです。
予備を持ってきてよかった。。。
その意味では、ガソリンランタンの予備としてガスボンベを使うランタンも予備で持ってきています。
いずれもとてもコンパクトなものなのでいつも念のために持っていくことにしています。
こうして食事がおわったら、あとは焚火に椅子を寄せて温まりながら火を見つめてお酒をのんですごします。
夜はあたりもだいぶ寒くなってきましたが焚火があれば大丈夫です。
ただ焚火の臭いは服につきますであまりきれいな服や高価な上着はやめておきましょう。
それから時おり焚火から火の粉が飛んでテントやダウンパーカーに穴をあけたりしますので要注意です。
今回はパチンととんだ火の粉で椅子の布の座面に5mmくらいの穴があきました。
こうして火を囲んでお酒を飲んでおしゃべりをしていると、不思議なことにあっという間に12時をすぎてしまいました。
朝に使う薪を残してきれいに薪が燃えたら、火を消して残り火がないことを確認してテントに入りました。
夜は思ったより寒くこの時期は羽毛の寝袋がほしいと思いました。
家内の寝袋は羽毛なので大丈夫だったようです。
朝は5時すぎには起きてまだ薄暗いなか、残った数本の薪に火をつけて暖をとります。
焚火が勢いよく燃え出したころにはあたりも次第に明るくなりはじめ、家内もテントから起きてきました。
ガスバーナーでお湯を沸かしコーヒーを入れて買ってあるパンでかんたんな朝食です。
朝食が終わるころには焚火の火もほぼ燃えつきました。
7時すぎには片付けに入り8時前に管理棟でチェックアウトをして土曜の早朝に帰路につきました。
薪の燃える懐かしいにおいと火を囲んだ酒宴を楽しむためのお手軽なショートキャンプでした。
オフシーズンはキャンプ場もすいていていいのですが、もう少し寒くない時期がベストですね。
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