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【老老介護】ある日突然たち上がれなくなり入院【老健でリハビリ】

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寝太郎
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ある朝、いつものように一人暮らしをする母に電話をするとなかなか出ません。

何かあったのではないか。。。不安が首をもたげます。

30分ほどしてやっと電話に出ました。

どうしたのかと聞くと、朝起きようと思ったら立てなくなったといいます。

ベッドから立てなくて這ってトイレに行き、やっといま戻ってきたというのです。

どこかが痛いわけではないみたいだけど、とにかく立てないといいます。

埒があかないので、すぐ母のいる実家に車で駆け付けることにしました。

高速をとばして2時間弱で到着。

母はベッドのそばで畳にへたりこんでいました。

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立てない原因は何?

母に聞いても原因はわかりません。

とにかく立たせようとするけど足にまったく力が入らない状態。

やっと立たせてしばらくすると、手すりを使ってなんとか前にすすむことができるようになりました。

しかし、いったんしゃがむと立ち上がれません。

血圧、脈拍は正常。体温も正常。どこかが痛いわけでもない。

母は以前脳梗塞で入院したことがあります。

そのときは左足に違和感があり、シャツのボタンをかけるのに苦労、みそ汁をのむとき口の端からこぼれる、などの症状がありました。

今回は顕著な症状はとくにありません。

しかし、足が立たないのは脳梗塞の可能性もあるかと考えて、以前入院した病院に電話をしてみることに。

救急車ですぐ来るように!

すでに診察時間はすぎていたので明日一番で行きますと言うと、救急外来につなぐので相談してみるように勧められました。

救急の担当者に事情を相談すると、とにかくいますぐ救急車を呼んで来てくださいといいます。

救急車を呼ぶほどでもないので車で行きますというと、時間との勝負だから救急車で来てください、と強くうながされました。

前回の脳梗塞のときも救急車で来るように言われましたが、今回は明らかにそこまでの症状はない。ただ、立てないだけ。

姉や義兄とも相談し、最終的に救急車を呼ぶことにしました。

入院してもいいようにボストンバッグにいろいろ詰め込み、驚く母をうながして救急車で病院へむかいました。

思ってもない病気が見つかる!

救急の先生は前回と同じ先生で前回の脳梗塞のこともわかっていて話はスムーズでした。

すぐMRIをとり全身を検査。

2時間から3時間して結果が出て、先生に呼ばれました。

脳梗塞は小さいものがあったが、ほんとに小さいものでそれほど問題はない。

それが立てない原因かどうかはわからないが薬で治療できる。

しかし、MRIをよく見ると肝臓にあやしい影がある。おそらく悪性腫瘍だろうと思われる。

と、思ってもみない診断でした。

結局、脳梗塞の治療と肝臓の検査のために即入院。

翌週、肝臓の検査結果が出て悪性腫瘍であることが確定しました。

ちなみに、時間との勝負なので救急車で来るようにと言った意味は、脳梗塞はほんとに初期の2時間から3時間であれば溶かせる薬があるとのこと。

それを過ぎると、段階的に治療の難易度が上がっていくのだそうです。

どうする?90歳で手術をするかどうか。。。

肝臓の悪性腫瘍は5cmほどあるが転移はみられない。

先生はいまなら取り切れるといいます。

ただ、母は90歳。お腹を切って回復できるのか?痛みは大丈夫なのか?

先生に相談すると、母の元気があれば大丈夫だろう、いままでに最高で94歳の老人の手術をしたことがある、との答え。

肝臓は抗がん剤では効果がないといいます。また、抗がん剤は老人にはきついとのことです。

そうなると、手術をするか、このまま何もしないか。

高齢者は癌の進行が遅く寿命のほうが先にきてしまう、という話を聞きますが、先生はそれは単なる都市伝説だといいます。

切除できるなら切除したほうが、そのまま放置するより本人のその後の苦痛はずっと少ないはずと言います。

先生も大丈夫と太鼓判を押してくれたので、手術をお願いすることにしました。

右の肋骨の下をL字型に切って肝臓を取り出して裏側の腫瘍をえぐり取るといいます。

先生を信じるのみ。

手術は成功。そんなに早く回復するの?

手術は4時間ほどで無事終了しました。

切除した肝臓の一部を先生から見せてもらいました。

一部白くなっている塊でこれが癌か。。。と思うと同時に少し気分が悪くなりました。

手術から4日後にはICUから一般病棟に移り、1週間もするともう普通にお風呂に入れる状態となり、リハビリもスタートしました。

傷口はあっという間にふさがり、痛みも麻酔を使ってうまく消してもらえたので母には最小限の苦痛で済んだようでした。

あとはしっかり歩けるようになること。

この病院にはリハビリ専用病棟があるので脳梗塞と肝臓の治療が終わった時点でリハビリ病棟に移りました。

そこから1か月間、みっちりリハビリをしていよいよ退院。

救急車で来てそのまま入院してから約2か月。その間、コロナのため一切面会はできず母の状況は看護師さんから伝え聞くだけ。

それでも母は取り乱したり悲観したりすることなく、穏やかにすごしていたようです。

よく頑張ったものです。その点は大したものだと感心しました。

退院してどうする?

リハビリをみっちりしたとは言っても、すぐまた以前のように一人暮らしができるかと言うとそれはむずかしい状況です。

入院生活で足も腕も驚くほど細くなり、立ち上がれなくなっています。

入院前に立ち上がれなくなったときとは少し違いますが、力がちょっと足りない。

ベッドから起き上がったり、立ち上がったり、風呂の浴槽をまたいだり、それにはあと少し力が足りない状況。

これは、トレーニングをして筋力をつけていく、そしてしっかりたんぱく質をとる、それしかないと思います。

幸いにも食欲はあるので助かります。

退院したあとのトレーニングは自宅ではとても無理なので、介護老人保健施設(老健)に入ることにしました。

幸い実家のそばに老健があり、入院中に病院のソーシャルワーカーさんを通じて入所を申請しました。

申請は通り、退院とほぼ同時期にベッドが空くことがわかりました。

病院から老健に直接入所することは決まりでできないそうです。

そこで、退院してから2泊だけ実家ですごし、3日目に老健に入所することにしました。

老健で3か月みっちりリハビリ。自宅復帰をめざす。

老健で3か月リハビリをしてもらい自宅復帰をめざすことになりました。

もともと老健は自宅での生活に復帰するための支援施設。

そのため、入所前には自宅の状況を視察して、そこでの生活に戻れるようにいろいろ配慮してトレーニングを計画してくれるようです。

2か月入院して、すぐまた3か月の入所。

本人にはつらいかもしれませんが、いまの状態では母に毎日誰かが付き添っていなくてはならず、現実的にそれは無理です。

一人暮らしに戻るためと本人もわかっているので頑張ってくれるでしょう。

週に1回は洗濯をしに行きます。

そのとき、コロナ対策で本人に会うことはできませんが、ビデオ会議を通じて話すことはできるようです。

しばらくは母へのいらいらはなくなり、やさしい気持ちで見守ってあげられそうです。







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寝太郎
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「のんスロ年金!」管理人
完全リタイアしてすでに年金生活に入っている管理人が、「のんびりスローな年金ライフ」を発信します。
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